Q1.復帰50年イベントに参加しての感想は?
コロナ禍になって、イベント自体が最近できていなかったので、マスク越しでも皆さんの顔が見られて嬉しかったです。沖縄の人とトークするのは初めてだったのですが、安心して、リラックスしながら参加することが出来ました。
Q2.復帰前の話はご家族から伺ったことはありますか?
お父さんが、復帰して初めて円を手にした時に「おもちゃみたい」と思ったそうです。また6年後の車線変更の時には、その瞬間を歩道橋から見ていたらしく、よくその話を聞いていました。私自身はその感覚が分からないので、不思議に思いながら聞いていたと思います。
Q3.日々の暮らしでウチナーンチュの血が流れていると実感することは?
とっさに方言が出てしまうのは、なかなか治りません。体をどこかにぶつけて痛い時には「アガー!」とか。一緒にいた友達には「何?」って驚かれます。それから手が何かでベタベタする時は「むちゃむちゃする」と。ふとした時に出ちゃいますね。
Q4.今後さらに伝えたい沖縄の魅力は?
沖縄県民ならではのフレンドリーさと、明るさでしょうか。東京はいろんな地域から人が集まっている場所ではありますけど、やはりちょっと冷たいなと感じてしまう時もたまにあります。対して沖縄の人は、人との距離が近いんです。外国へ行くと、ちょっと目があった人とニコッと笑いあったりしますが、沖縄県民はその感覚があるんですよね。東京でも沖縄にいる時のように、自然体で人と接することが出来たら良いなと思っています。
Q5.50年後の沖縄に期待することは?
復帰50年とはいえ、まだ基地問題が残っています。50年経っても変わらなかったということは、ここからすぐに何かが変わるというわけではないのかなとも思います。でも一人一人が問題と向き合って考えることで、ここから何かが変わっていけたら嬉しいなと思っています。
PROFILE
モデル
2002年に「ミスセブンティーン」に選出され、「Seventeen」専属モデルとなり、その後、「non-no」専属モデル、「CanCam」専属モデル、「AneCan」専属モデル、「Oggi」モデルとして、表紙を多数飾るなど、当時の10代~20代の女性に支持を得る。現在、モデル、女優として女性ファッション誌、テレビ等にて幅広い分野で活躍中。沖縄県那覇市出身、16歳まで沖縄在住で沖縄アクターズスクールでも活動。特技が書道で、八段の腕前を持っている。