劇作家・演出家
1964年生まれ、秋田県出身。劇団「渡辺源四郎商店」主宰。青森市を本拠地に全国的な演劇活動公演を行っている。2005年『俺の屍を越えていけ』で日本劇作家大会短編戯曲コンクール最優秀賞受賞。17年には『親の顔が見たい』が20世紀フォックスコリアによって映画化された。ラジオドラマ脚本では、98年にギャラクシー大賞(ラジオ部門最優秀賞)、99年に日本民間放送連盟賞(ラジオ娯楽番組部門最優秀賞)、00年に文化庁芸術祭大賞、01年に放送文化基金賞(ラジオ番組賞)受賞。現役高校教諭で演劇部顧問。指導した青森中央高校と弘前中央高校を11回の全国大会に導き、最優秀賞を3回、優秀賞を5回受賞している。
出演情報
https://happy.okinawa/
<トークセッション>
hana-1970、コザが燃えた日-『50年前の沖縄、50年後の沖縄』
・畑澤聖悟氏(劇作家・演出家)
・神尾佑氏(俳優)
【日時】 2022年5月13日(日)15:00〜
【会場】 丸ビル マルキューブ(東京都千代田区丸の内2丁目4−1)
【入場】 無料(自由席)
hana-1970、コザが燃えた日-
激動の時代を生きた人々の想いと、家族の愛に、胸が熱くなるーー!
アメリカでも日本でもなかった”沖縄”から、今も続く物語。
常に時代と向き合い演劇の力を信じて力強い作品を送り出している演出家・栗山民也が長年見つめてきた沖縄を題材に、同志のようと信頼する作家・畑澤聖悟に書き下ろしを託し、その演技力を舞台の上で観たいと待ち望まれ、ついに会話劇初主演となる松山ケンイチと初タッグを組む。
タイトルは『hana-1970、コザが燃えた日-』沖縄返還50年目の2022年。返還直前の沖縄に生きる人々を描く意欲作!
血のつながりは、ない。でも彼らは、家族だった―――
返還直前の沖縄に生きる人々の様々な想いが爆発した、歴史的にも意義の大きなコザ騒動を背景に、沖縄、本土、アメリカ――戦後沖縄の縮図のようなバーでの一夜を描く物語。
母親の愛情、そして妹への想いをめぐって分断してしまった二人の血のつながらない兄弟。コザ騒動の夜、それとは全く関係なく、家の中で起きた事件により、ばらばらになりかけた家族に変化が起きる―――いびつな「偽の家族」が、心からぶつかり合いわだかまりを溶かしていく様子を通して、沖縄という土地が背負わされているもの、現在も変わらぬその業と見つめるべき未来を浮かび上がらせていく。